インプラントの人工歯の5つの素材

インプラントの上部構造(人工歯・かぶせもの)は、素材ごとに様々な特徴があります。使用感ももちろん異なります。ここではインプラントの5種類の素材の、素材ごとの特徴や使用のメリット・デメリットを紹介します。

素材①オールセラミック

オールセラミックは、全てセラミックで出来ています。セラミックとは、ポーセレンという歯科用陶材のことです。審美的に優れているため、オールセラミックは前歯に使用されることが多いです。1歯あたりの費用の目安は7万円~17万円程度です。

オールセラミックをインプラントの素材として用いるメリットは、以下の3点です。

  • 透明感や艶があり、自分の歯のような色合いを再現できる
  • 時間がたってもほとんど変色しない
  • 金属アレルギーの心配がない

オールセラミックをインプラントの素材として用いるデメリットは、以下の2点です。

  • 強度がそれほど高くなく、割れることもある
  • 素材の費用が高め

素材②ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックとプラスチックの樹脂を混ぜた素材です。セラミックのみの素材に比べて艶や透明感は劣りますが、比較的に安価です。1歯あたりの費用の目安は4万円~12万円程度です。

オールセラミックをインプラントの素材として用いるメリットは、以下の3点です。

  • 費用をおさえることができる
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 自分の歯のような自然な色合いを再現できる

オールセラミックをインプラントの素材として用いるデメリットは、以下の2点です。

  • 長期間の使用で、だんだん艶や透明感がなくなってしまう
  • 強度が低いため割れることがある

素材③ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは、表面にセラミックを焼き付けたジルコニアの素材です。ジルコニアは人工ダイヤモンドとして知られています。生体親和性にすぐれており、アレルギーをおこしにくいです。1歯あたりの費用の目安は9万円~20万円程度です。

オールセラミックをインプラントの素材として用いるメリットは、以下の4点です。

  • 強度が高く、奥歯に使用しても割れにくい
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 時間が経ってもほとんど変色しない
  • 艶があり、自分の歯のような自然な色合いを再現できる

オールセラミックをインプラントの素材として用いるデメリットは、以下の1点です。

  • 素材の費用が高い

素材④メタルボンド

メタルボンドは、表面にセラミックを焼き付けた金属の素材です。メタルボンドは強度が高いため、奥歯に使用されることが多いです。1歯あたりの費用の目安は5万円~15万円程度です。

オールセラミックをインプラントの素材として用いるメリットは、以下の3点です。

  • 強度が高い
  • 時間が経ってもほとんど変色しない
  • 比較的に素材の費用が安い

オールセラミックをインプラントの素材として用いるデメリットは、以下の3点です。

  • 金属アレルギーを引き起こす可能性がある
  • 歯茎が黒ずんでしまうことがある
  • 透明感があまりない

素材⑤ゴールド

ゴールドは、金を主要に複数の金属を混ぜた素材です。色がゴールド(金色)と派手なため、最近ではあまり使用されなくなってきています。1歯あたりの費用の目安は4万円~15万円程度です。

オールセラミックをインプラントの素材として用いるメリットは、以下の1点です。

  • 天然の歯と同程度の硬さのため、噛み合わせの天然の歯に対する負担が小さい

1オールセラミックをインプラントの素材として用いるデメリットは、以下の2点です。

  • ギラギラして目立つ

目的に合わせてインプラントの素材を選ぼう

インプラント治療に用いられる素材は、主に以下の5種類です。

  • オールセラミック
  • ハイブリッドセラミック
  • ジルコニアセラミッククラウン
  • メタルボンド
  • ゴールド

それぞれの素材ごとに持ち味があり、費用も異なります。目的に合わせて、ぴったりのインプラントの素材を選びましょう。

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