
インプラント治療を検討している方の中には、現在虫歯があるという方も多いと思います。ここでは、インプラントと虫歯のどちらから治療すべきかを理由と併せて紹介します。
基本的にはインプラントより先に虫歯の治療を行う
結論から言うと、基本的にはインプラントより先に虫歯の治療を行います。インプラント治療を行う歯に虫歯があり炎症を起こしている(化膿や腫れ、痛みがある)場合は、まず炎症を抑える治療を行います。炎症を起こしていない場合は、そのまま抜歯に進みます。抜歯後すぐにインプラントを埋め込むか、傷口がある程度回復してからインプラントを埋め込むかは、歯科医師によって変わります。歯肉炎などが進んでしまっている場合は、抗生物質などを用いた治療を行います。そのため、インプラント治療を始めるまでに時間がかかってしまうこともあります。また、インプラント治療を行わない場所の歯が虫歯の場合は、虫歯の治療や噛み合わせの調整をしてからインプラント治療を始めます。ただし、噛み合わせに影響が出ない小さな虫歯の場合は、インプラント治療と同時に虫歯の治療を行うこともあります。
インプラントより先に虫歯の治療を行う3つの理由とは?
理由①炎症を起こしていると麻酔が効きにくくなってしまうから
インプラントより先に虫歯の治療を行う理由は、炎症を起こしていると麻酔が効きにくくなってしまうからです。そのため、一般的にインプラント治療のような外科手術は炎症がおさまってから行います。
理由②インプラントの患部の細菌感染を防ぐため
インプラント治療では歯茎を切開し、インプラントを埋め込みます。傷口が治癒するまでには、数か月程度かかります。傷口は非常にデリケートな状態です。虫歯菌などの雑菌が傷口に侵入してしまうと、腫れや痛みといった炎症を引き起こしてしまったりします。細菌感染により傷が治るのが遅くなってしまうこともあります。最悪の場合、インプラントが抜け落ちてしまうということもあります。上記のような細菌感染を起こしてしまうと、せっかくのインプラント治療も台無しになってしまいかねません。そのためインプラント治療の前に虫歯を治療して口内環境を整えます。
理由③お口のトラブルを防ぐため
虫歯があると、歯垢や汚れが溜まりやすいです。歯垢や汚れが溜まると、歯肉炎や歯周炎(歯槽膿漏)といったお口のトラブルに発展しやすいです。お口の中は1つの系を形成しています。問題のある歯や歯茎があると、お口の中全体に影響を及ぼしてしまうことが多いです。インプラント部分も例外ではありません。インプラントは手術時だけでなく、インプラントを埋め込んだ後のメンテナンスも重要です。良い状態のインプラントを保つためにも、虫歯はあらかじめ治療することが多いそうです。
虫歯の治療を先に行って、インプラント治療をスムーズに進めよう
インプラントより先に虫歯の治療を行う理由は、主に以下の3つです。
- 炎症を起こしていると麻酔が効きにくくなってしまうから
- インプラントの患部の細菌感染を防ぐため
- お口のトラブルを防ぐため
虫歯の治療を先に行って、インプラント治療をスムーズに進めましょう。
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